さよなら。

 

 

 

 

ワタシの住んでいた街並みは・・　今は　↑　こんな感じ。

 

 

 

先週　金曜日に　壊れた家に寄ったら・・

家が　・・　もうなかった。

 

相棒さんは、ま～ま～頻繁に来てたから、

壊される日は　わかると思ってたけど、

先週は前半雨で　来てなかったからね。

気が付いたら・・　もう壊されてた。

 

 

ワタシの心は凍ってしまったのか？？

あまり何も感じない。

思ったよりも　感情が乱れない。

 

 

ただ淡々と・・

【あ～、壊れちゃった。】と。

 

 

壊されてるところを見たら　また別の感情があったんだろ～けど、

急に　なくなっちゃったんで　拍子抜けした感じ。

 

 

息子くんは、

【　ちがうね～。ちがうね～。　ブッブ―。ショベルカーブッブ―。】と、

怒ってるよな？？感じで言ってた。

（＊ブッブ―は、ダメの意味です。）

彼は彼なりに　淋しいのかな？？

 

 

 

今日も見てきた。

ドライブウェイも　フェンスもないよ。

壊れてても形があるのとないのとでは、やっぱり違うね。

今は　もう形がないから、思い出の中でしか　あの家に会えない。

 

 

 

あの地震から　もう３年が過ぎた。

多くの人は　新しい家で落ち着いている。

友人知人に　【どう？新しい家は？】と聞くと

全員が全員、【いいわよ！ハッピーよ！】と返事が返って来た。

 

 

ワタシは・・・・・　

今の家は自分の家だけど　売る予定なので　自分の家という気がしない。

 

 

本命の土地も　だんだん　愛着？を持つようになってきたし、

ご近所さんとも挨拶をして　前向きになって来た。

 

 

でも・・・

壊れた家、環境、ご近所さん達に　愛着があって・・

もう　元には戻れないのは分かってるけど、

戻れるなら戻りたいな～。

と、思う時がある。

 

 

 

後ろを向いたって仕方ないのはわかってる。

前に進まなきゃいけないのもわかってる。

 

みんな　ちゃっちゃと　吹っ切れてすごいな～。

 

 

 

 

 

あ～あ。

１つ終わっちゃった　という感じ。

 

 

 

 

 

 

 

さよなら。

 

７１　Ｃｏｕｒｔｅｎａｙ　Ｄｒｉｖｅ